鹿児島県
神式の流れ
1. 通夜祭
通夜祭は葬場祭前日の夜に執り行われます。故人と過ごす最後の夜となります。式中の”遷霊の儀(みたまうつし)”により故人の霊を霊璽(れいじ)に遷します。近年では生活様式の変化により通夜祭の会葬者が葬場祭の会葬者に比べ多くなる傾向があります。
(1)開式
(2)神官入場
(3)修祓(しゅうばつ)の儀
(4)遷霊(せんれい)の儀(みたまうつし)
(5)齋主一拝
(6)献饌(けんせん)の儀
(7)大祓詞並祭詞奏上
(8)玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀
(9)撤饌(てっせん)の儀
(10)齋主一拝
(11)神官退場
(12) 閉式
(13)直会(仏式の通夜ぶるまいに相当)
2.葬場祭の儀
“葬場祭”は仏式の”葬儀・告別式”にあたる儀式で、故人に最後の別れをする儀式です。斎主により祭詞が奏上され、故人を追悼します。
(1)開式
(2)神官入場
(3)修祓(しゅうばつ)の儀
(4)齋主一拝
(5)献饌(けんせん)の儀
(6)祭詞奏上
(7)弔文・弔電の儀
(8)玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀
(9)撤饌(てっせん)の儀
(10)齋主一拝
(11)神官退場
(12)代表挨拶(喪主または親族代表)
(13)閉式
3.お別れ、出棺祭
”お別れ”は故人と対面する最後の場となります。一人一人榊(さかき)やお花を棺にたむけます。その後、遺族の手で霊柩車に安置します。出棺際では斎主により祭詞を奏上します。その後、霊柩車を先頭に親族の車、マイクロバスが随行し火葬場へ向かいます。
4.火葬
火葬場へ到着し火葬となります。控え室にて骨あげまで待機します。
(1)火葬祭
(2)火葬
(3)拾骨
(4)直会(仏式の精進落としに相当)
最終更新日: 2016年1月20日