愛媛の葬儀(仏式4)
【仏式】
危篤
家族、近親者(二親等を目安)に連絡します
臨終
病院で亡くなった場合は、医師に死亡確認をしてもらいます。病院以外で亡くなった場合は、警察を呼び状況確認をしてもらいます。
遺体搬送
病院から自宅または葬儀社の霊安室に遺体を搬送します。一般的には葬儀社が行う事が多いようです。
安置
布団に寝かせます。敷ふとんを一枚、敷シーツを掛け、掛け布団を掛けます。故人の頭を北に向け安置します。枕もとには枕飾りを置きます。枕飾りは専用の机に燭台、香炉、花瓶、鈴、一膳飯、末期の水、枕団子を置きます。神棚があれば神棚を封じます。
菩提寺への連絡
菩提寺があれば連絡します
葬儀社との打合せ
希望する葬儀社があれば連絡し葬儀の打合せをしましょう。この時までに喪主を決めておくと良いでしょう。葬儀場所、日程、葬儀の規模、費用等を決めます
関係者へ連絡
親族、友人、知人、町会、勤務先等へ通夜・告別式の日程を連絡します
役所への届出
故人の死後7日以内に“死亡届け”を役場に提出します。近年では葬儀社が代行する場合もあります
納棺
旅支度(経帷子、天冠、頭陀袋、数珠、手甲、足袋、脚絆など)を着せ納棺します。枕机の上の枕飯、団子も一緒にお棺に納めます。あわせて副葬品も納めます。
通夜
通夜は告別式前日の夜に執り行われます。故人と過ごす最後の夜となります。また故人の死を受け入れる大切な時間でもあります。近年では生活様式の変化により通夜の会葬者が告別式の会葬者に比べ多くなる傾向があります。お通夜会場は基本控室にて通夜祭壇を使用します。祭壇には果物、万十、(ご注文があれば)枕花1対供えます。ご遺体の前に前机にて読経を行います。読経中に回し焼香を行います。読経終了後僧侶退席後、遺族親族で食事します。通夜後は故人と遺族・親族で夜間見守ります。
【式の流れ】一同着席→僧侶入場→読経→焼香→僧侶退場→喪主挨拶→親族のみ通夜振舞い
葬儀、告別式
“葬儀式”は宗教的な儀式であり、”告別式”は一人一人とのお別れの場として厳密に分かれていました。当日納棺をします。葬儀に引き続いて初七日法要を行う場合もあります。初七日は式当日にされます。
【式の流れ】僧侶入場→開式→読経→焼香→閉式→僧侶退場→喪主挨拶→出棺
お別れ、出棺
お寺様が霊柩車の前を走り先導する場合もあります。
火葬
骨壺は5寸を使用することが多く、主なお骨を骨壺に納めます。分骨される場合もあります。
法要
初七日は式当日にされます。