愛媛の葬儀(神式5)
【神式】
危篤
家族、近親者(二親等を目安)に連絡します
臨終
病院で亡くなった場合は、医師に死亡確認をしてもらいます。病院以外で亡くなった場合は、警察を呼び状況確認をしてもらいます。
遺体搬送
病院から自宅または葬儀社の霊安室に遺体を搬送します。一般的には葬儀社が行う事が多いようです。
安置(枕直しの儀)
布団に寝かせます。敷布団を1枚敷き、シーツを掛け、掛け布団を掛けます。故人の頭を北に向け安置します。枕元には枕飾りを置きます。枕飾りは専用の机にします。米・塩・水玉・かがり火等をおく、神棚は神封じをします。
産土(うぶすな)神社への連絡
産土(うぶすな)神社へ連絡します
葬儀社との打合せ
希望する葬儀社があれば連絡し葬儀の打合せをしましょう。この時までに喪主を決めておくと良いでしょう。葬儀場所、日程、葬儀の規模、費用等を決めます
関係者へ連絡
親族、友人、知人、町会、勤務先等へ通夜・告別式の日程を連絡をします
役所への届出
故人の死後7日以内に“死亡届け”を役場に提出します。近年では葬儀社が代行する場合もあります
納棺
御浄衣(神衣)を着用、または上からかけます。故人の愛用品や好きな食べ物等を副葬品として入れます。
通夜祭
通夜祭は葬場祭前日の夜に執り行われます。故人と過ごす最後の夜となります。三方に神撰物を供えます。供物は鯛、米、野菜、乾物、、重ね餅、果物、菓子、水と塩、お酒、個人が好きだった食べ物などです。遷霊の儀の際には消灯します。通夜振舞いは基本的に遺族・親族のみが殆どです。
【式の流れ】一同着席→祭主入場→修祓→斎主一拝→献饌→祭詞奏上→玉串奉典→遷霊の儀→祭詞奏上→玉串奉典→斎主一拝→祭主退場→あいさつ→通夜振舞い
葬場祭の儀
“葬場祭”は仏式の”葬儀・告別式”にあたる儀式で、故人に最後の別れをする儀式です。三方に神撰物を供えます。供物は鯛、米、野菜、乾物、、重ね餅、果物、菓子、水と塩、お酒、個人が好きだった食べ物などです。遷霊の儀以外は通夜とあまり変わりません。遺体葬の場合、火葬中に火葬場又は式場に戻り、あいさつの後会食します(パック料理が主流)。骨葬の場合は、式場内の会食室にて挨拶の後会食します。骨葬の場合は精進落としの際、会食室に写真、お骨を飾ります。
【式の流れ】祭主入場→開式→修祓の儀→斎主一拝→献饌→祭詞奏上→弔辞・弔電→あいさつ→玉串奉典→撤饌→斎主一拝→閉式→祭主退場。※あいさつが最後の場合もあり(地域により)
お別れ、出棺祭
霊柩車を先頭に火葬場へ出発します。棺の上に名旗をのせます。
火葬
骨壺は6寸を使用することが多く、火葬場でも玉串を持参します。