三重の葬儀(神式2)
【神式】
危篤
家族、近親者(二親等を目安)に連絡します
臨終
病院で亡くなった場合は、医師に死亡確認をしてもらいます。病院以外で亡くなった場合は、警察を呼び状況確認をしてもらいます。
遺体搬送
病院から自宅または葬儀社の霊安室に遺体を搬送します。一般的には葬儀社が行う事が多いようです。
安置(枕直しの儀)
布団に寝かせます。敷ふとんを一枚敷きシーツを掛け、掛け布団を掛けます。故人の頭を上座に向け安置します。枕もとには枕飾りを置きます。枕飾りは専用の机に、米、塩、水玉、榊縦・かがり火を置きます。神棚、祖霊舎には神封じをします。
産土(うぶすな)神社への連絡
産土(うぶすな)神社へ連絡します
葬儀社との打合せ
希望する葬儀社があれば連絡し葬儀の打合せをしましょう。この時までに喪主を決めておくと良いでしょう。葬儀場所、日程、葬儀の規模、費用等を決めます
関係者へ連絡
親族、友人、知人、町会、勤務先等へ通夜・告別式の日程を連絡をします
役所への届出
故人の死後7日以内に“死亡届け”を役場に提出します。近年では葬儀社が代行する場合もあります
納棺
御浄衣を着用、または上からかけます。
通夜祭
通夜祭は葬場祭前日の夜に執り行われます。故人と過ごす最後の夜となります。神撰物は土、山、海の物を使用します。遷霊の儀の際に消灯します。弔問者への振る舞いは無しで、親族のみ親族控室で寿司・オードブルを召し上がります。「生もの」は極力、避ける傾向にあります。
【式の流れ】一同着席→祭主入場→祭詞奏上→玉串奉奠→祭主退場→喪主挨拶
葬場祭の儀
“葬場祭”は仏式の”葬儀・告別式”にあたる儀式で、故人に最後の別れをする儀式です。神撰物は土、山、海の物を使用します。骨上げ後、十日祭を行い、その後、精進落としを親族だけ集まり食べます。時期によっては宴席を開かず、食事をお持ち帰りする場合もあります。十日祭は収骨後、当日、行う事がほとんどです。
【式の流れ】開式→修祓の儀→献饌→祭詞奏上→弔辞・弔電→玉串奉天→撤饌→閉式
お別れ、出棺祭
霊柩車・随行車・マイクロバスの順番で出発。祭主は先に火葬場で待っている事が多いです。
火葬
骨壺は3寸が多いです。火葬場に米・水・塩・酒・玉串を少量持っていきます。
法要
十日祭は収骨後、当日、行う事がほとんどです。